あらかじめ原作本で予習しておいたDVDが早く観たくて
朝ごはんはささっと簡単に済ませました。

タイトルに触発されて、パンとスープ(夕べの残りもの牡蠣シチュー)
果物代わりのマンゴーゼリーに野菜たっぷりなサラダはコンビニで調達。
コーヒーはゴールドブレンドと手抜きもいいところ。^^;
☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆
数日前、amazonに注文していた本とDVDが届きました。こちら。↓

うちは契約していないので、まったく知らなかったのですが
昨年7月と10月(再放送)にWOWOWでドラマ放送されたようです。
ふだんはあまり気に留めないamazonから届く〝おすすめ商品メール〟を見て
本もドラマの存在もはじめて知ることになったのでした。
群ようこさん原作、小林聡美さん主演、この組み合わせといえばアレでしょ!
『パンとスープとネコ日和』というタイトルからして、あの『かもめ食堂』のような
ゆっくりと流れる時間とおだやかな空気が彷彿とさせられて。
amazonからおすすめメールが届いたのは、昨年の11月下旬ごろでしたが
読みたい!観たい!の衝動は薄れることなくDVD発売日(1/15)の前日にポチっ。
本は一昨日の夜と昨日の夜、ベッドの中で一気に読みました。

これから読む予定の人にネタバレしてしまうのですが
主人公アキコの複雑な生い立ち、可愛がっていた愛猫の突然の死、
(昔、うちで飼っていた猫のことを思い出し思わず号泣~。)
愛猫の死をなかなか受け入れられなくて、悲しみに暮れ毎晩泣くアキコ・・・。
アキコのお母さんの代からの常連さんとのしがらみなど、、、
ほんわかとしたタイトルからは想像すらしなかった、
しみじみと切なくなるシーンが本では思いの外印象に残りました。
原作とドラマでは、どう設定が異なるのか?比較しながら観るのも醍醐味のひとつ。

ドラマは全4話で構成、DVD1枚につき2話ずつの収録で
特典DISC(ダンスがとってもユニーク♪)が1枚プラスされての3枚組。
あとスペシャルフォトブックも付いてます。
☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆
冷めたコーヒーは苦手だけれど、紅茶は平気なので2~3杯分用意して
準備はオーケー!朝からDVD鑑賞だー\(^o^)/

『かもめ食堂』でおなじみの
小林聡美さんと
もたいまさこさんの黄金コンビ
ふたりがつくりだす、どこかシュールで独特な空気感に自然と引き込まれて
昼食タイムで小休止したあと後篇の4話まで一気に観ました。
愛猫のたろちゃんの突然死は、ドラマでは居なくなる設定になっていたり
予想どおりシリアスな内容は端折られたりオブラートに包まれていました。

ドラマならではのオリジナル展開もあって、アキコ(小林聡美さん)のお店で働く
しまちゃん(モデルの伽奈さん)は、本でもドラマでもいい味出していました。
こざっぱりとして清潔なアキコのお店は、あたたかみがあって和やかな雰囲気。
店舗上階のアキコのお部屋のインテリアは北欧風で、
お台所はほどよく生活感があって、こぢんまりと居心地よさげな空間でした。
本では描写が少なくて物足りなかったお料理シーンはDVDでは期待どおり。
アキコが手際よくつくるおいしそうなサンドウィッチとスープに目が釘付けでした。
ドラマのお料理を監修されたのは、フードスタイリストの飯島奈美さん。
『かもめ食堂』もそうでしたし、今人気のNHK朝ドラ『ごちそうさん』も飯島奈美さん
の監修だそうです。ひっぱりだこですね~
アキコのお店の向かいにある
もたいまさこ扮する頭てっぺんお団子ヘアに
ベージュ色の制服を着たママが経営する喫茶ハッピーも昭和レトロな雰囲気で
こちらもなかなかいいのよね~。
そんでもってママのつくるナポリタンがじつに美味しそうだったなぁ♪
ドラマに登場するキッチン用品、食器、調理器具のどれもがいちいち素敵で、
イッタラ、パラティッシ、ペルゴラ、スンドボーンなど見覚えのある食器たちが
映るたびに胸をときめかせました。

原作に書かれてあったシビアなシーンはほとんど描かれてなくて
ドラマは全体的に和やかで人情味にあふれる内容に感じました。
あら、ちょっと喋りすぎたかしら?そろそろこの辺にしておきますね。